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2020年度
2020年度
2020.11.20
【テーマ】グリーンインフラとしての軌道緑化の効果とその技術
ウィズ・コロナの苦悩からポスト・コロナの経済復興に向けて、欧州では新たな視点でこれまで以上に地球環境問題に対して行動変容を促し、社会的大変容すなわちトランスフォーマティブ・チェンジにつなげ、環境・経済の両面から持続可能な未来を構築しようとする動きがある。すなわち環境や社会よりも経済政策を優先させるのではなく、むしろこの機会に脱炭素に向けた気候変動対策をさらに推し進め、生態系や生物多様性の保全を通じて災害や感染症などに対してもよりレジリエントな社会・経済モデルへと移行していくという「グリーン・リカバリー」の考え方が広まっている。こうした動きは持続可能なインフラ整備を加速化し、とりわけ公共交通政策にも明確な方向として事業が展開しつつある。すなわち地域の暑熱環境緩和とともに生物の生息空間を提供し、帯状の緑地空間は地域の景観軸ともなり沿線のウォーカブルなまちづくりにも寄与するという思想であると言って良い。本セミナーでは、こうした社会の動向に加え、軌道緑化事例、さらには東京都市大学・応用生態システム研究センターが共同研究で展開した軌道緑化による環境改善効果に関する成果を報告する。
記
日 時: 2020年12月4日16:00~18:00
実施方法: Zoomによるオンライン開催
お申込み: 申込先メールアドレスに、以下情報を添えて、お申込みください。
[入力内容] ご氏名、ご所属、ご連絡先(メールアドレス)
開催1週間ほど前に、ご参加用のZoomリンクをご案内します。
申込先メールアドレス:tcuiijimalab2020@gmail.com
プログラム
欧州のグリーン・リカバリーに見る環境政策
東京都市大学 特別教授 涌井 史郎
国内外の軌道緑化事例と効果
東京都市大学環境学部 教授 飯島健太郎
軌道緑化技術
東京都市大学 客員研究員 山下 律正
軌道緑化技術/軌道緑化による暑熱環境緩和効果
株式会社トーケン 玉井 禎人
鉄道空間の緑化における技術と課題
東鉄工業株式会社 岡村 直利
お問い合わせ
飯島健太郎(東京都市大学総合研究所/日本芝草学会GCP緑化部会)
上遠野敦(東京都市大学環境学部)