
データ・機械学習に基づく合理的な意思決定を可能にする地盤工学「Data-centric Geotechnics」を体系化し、新しい学問として確立するとともに、その新しい概念を高等教育および実務に浸透させるための仕組みづくりに取り組む。具体的には、①現在、全世界で取り組まれている地盤工学におけるデータサイエンス、機械学習に関連する技術・研究を整理・統合し、Data-centric Geotechnicsを学問として体系化する、②従来の土質力学および地盤工学の教科書に代わりうる、Data-centric Geotechnicsの教科書(和書)を新たに出版するとともに、公益社団法人土木学会および地盤工学会と協働し、講習会・勉強会を通した人材育成を行う、③設計基準のコードライター、および国土総合技術研究所と連携し、最新の研究成果を設計基準に取り入れるための活動を行う。また、現行の基準を「データおよび機械学習の活用を前提とした設計基準」へとアップデートするために、講習会・勉強会を開催し、普及活動につとめる。

特徴

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