研究について

Data-centric Geotechnicsの確立と普及のための研究ユニット

KEYWORD
  • 地盤工学
  • データベース
  • ベイズの定理
  • 機械学習
  • 新しい地盤工学“Data-centric geotechnics”の確立とその実務への普及

データ・機械学習に基づく合理的な意思決定を可能にする地盤工学「Data-centric Geotechnics」を体系化し,新しい学問として確立するとともに,その新しい概念を高等教育および実務に浸透させるための仕組みづくりに取り組む.具体的には,①現在,全世界で取り組まれている地盤工学におけるデータサイエンス,機械学習に関連する技術・研究を整理・統合し,Data-centric Geotechnicsを学問として体系化する,②従来の土質力学および地盤工学の教科書に代わりうる,Data-centric Geotechnicsの教科書(和書)を新たに出版するとともに,公益社団法人土木学会および地盤工学会と協働し,講習会・勉強会を通した人材育成を行う,③設計基準のコードライター,および国土総合技術研究所と連携し,最新の研究成果を設計基準に取り入れるための活動を行う.また,現行の基準を「データおよび機械学習の活用を前提とした設計基準」へとアップデートするために,講習会・勉強会を開催し,普及活動につとめる.

研究スタッフ

  • 教授

    珠玖 隆行

    数値計算,ベイズモデリング,機械学習

  • 教授

    伊藤 和也

    模型実験,室内試験,物理モデリング

  • 技士

    田中 剛

    模型実験,原位置試験,物理モデリング

  • 准教授

    河野 哲也

    信頼性設計,統計モデリング,データベース

研究紹介(研究の目的)

Data-centric geotechnicsの確立と普及

特徴

  • 実務でうまく活用されないデータを活用し,経済的かつ安全な地盤構造物の設計を実現する
  • データの活用を前提とした新しい地盤工学(Data centric geotechnics)を学問的に新たに確立する

Data-centric Geotechnics普及のためのアウトリーチ活動

特徴

  • 従来の土質力学および地盤工学の教科書に代わりうる,Data-centric Geotechnicsの教科書(和書)を新たに出版する
  • 関連学会と協働し,Data-centric Geotechnicsに関する講習会・勉強会を通した人材育成を行う
  • 現行の基準をデータおよび機械学習の活用を前提とした設計基準へとアップデートするために,コードライターと協力し,講習会・勉強会を通じた普及活動につとめる

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