研究について

アジア大都市圏マネジメント研究ユニット

KEYWORD

  • アジア大都市圏
  • 都市マネジメント
  • 成長と縮退
  • 東南アジア諸国
  • 人口動態
  • 社会システム
  • 都市空間構造
  • ウェルビーング

アジア諸国の大都市圏は目下,人口と規模の「成長」を受け,混雑や環境問題などの課題対応に追われていますが,これら各国も今後30年程度で人口減少(「縮退」)フェーズに移ることが予測されており,大都市圏もその影響を免れないと考えられます。都市の開発は長期にわたり都市圏の構造を規定することから,アジア諸国の大都市圏には,目下の「成長への対処と促進」と,近い将来の「縮退フェーズへの備え」の両方を視野に入れた都市マネジメントが必要となります。

本研究はこれらの問題意識をベースに,日本の首都圏をベンチマークとして,マレーシア,ベトナム,シンガポール各国の拠点研究機関(大学等)との多国間共同研究を実施します。具体的には,各都市圏におけるベースエビデンス把握とその更新体制の整備,都市開発動向やインフラ整備・維持管理,人口動向,経済構造,ガバナンス体制,自然環境を含む多様な要素間の関係を解析し,各都市圏のシステムとしての理解を促進し,望ましい成長と縮退の都市マネジメントを行うための検討フレームワークを構築していきます。

研究スタッフ

  • 都市生活学部 准教授

    博士(工学)

    斉藤 圭

    都市環境デザイン、屋外環境解析、都市景観保全

  • 都市生活学部 教授

    博士(工学)

    沖浦 文彦

    プロジェクト・プログラムマネジメント、国際協力、価値共創

  • 都市生活学部 准教授

    博士(工学)

    太田 明

    都市開発、都市空間解析、都市の賑わい、不動産ビジネス、J-REIT

研究テーマ

アジア大都市圏の成長と縮退マネジメントフレームワーク構築の多国間共同研究による試み

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