KEYWORD
メタバースのためのソーシャルキューの提⽰⼿法の開発とその応⽤
持続可能な社会に向けて、遠隔コミュニケーションツールの拡充が望まれています。コミュニケーションではソーシャルキュー(外⾒、視線、顔の表情、ジェスチャー等)が重要な役割を果たします。メタバース(3 次元バーチャル空間)でのアバター(⾃⼰の分⾝)を介した対話は、テキストチャットやビデオ会議といった従来のコミュニケーションツールと比べて、ツールを介して交換されるソーシャルキューが豊富であり、加えて、リアルタイムに環境を操作・再構成できるという特長を持っています。本研究は、メタバースでのソーシャルキューの提⽰⼿法に焦点を合わせ、アバターを介した⼈と⼈のコミュニケーションに影響を及ぼす要因およびその影響を学際的視点から総合的に解明し、コミュニケーションインフラとしてのメタバース設計ガイドラインをエビデンスに基づき作成することを目指し、研究に取り組んでいます。
公共交通網の拠点周辺に人口が密集した地区として「都市」や「未来都市」を捉えると、フィジカル空間が前提となり、メタバースを含むデジタル空間とは相交わらないように見えまるかもしれません。しかし、人々が集まる空間を都市の本質と捉えるならば、フィジカルな移動を伴わずに誰もが安価かつ手軽に利用できるメタバースは、未来の「都市」として有望な空間と考えられます。
ユニット長
本学・メディア情報学部・教授
Human-Computer Interaction (HCI)、Computer-Supported Cooperative Work (CSCW)
本学・メディア情報学部・教授
科学技術可視化、コンピュータグラフィックス、e-スポーツ
本学・メディア情報学部・教授
状況的認知、フィールド認知科学
本学・人間科学部・准教授
児童福祉、相談援助、児童虐待
TIS株式会社・
戦略技術センター・主査
コミュニケーション・コラボレーション支援、バーチャルリアリティ、XRシステムの設計・開発
TIS株式会社・
戦略技術センター・上級主任
芳⽊ 武仁
応用数学、データ分析、XRシステムの設計・開発
岡山理科大学・経営学部・
准教授
対人コミュニケーション、社会的影響
工学院大学・情報学部・
准教授
生理心理計測、バイオフィードバックシステム