研究について

子ども家庭福祉研究センター

KEYWORD
  • 子ども
  • 福祉
  • 家庭
  • 安全
  • 健康
  • 他機関との連携・研究
  • 渋谷福祉学会運営・開催(渋谷区共催)

本学会は渋谷区と東京都市大学の共同事業であり、「渋谷の福祉の未来を創造する」をテーマに掲げ、本学が主体となり渋谷福祉学会を2018年2月に設立した。そして、大学がプラットフォームとなり、渋谷区民、福祉事業所事業者、利用者、渋谷区役所職員、学生等福祉に関心のある人々が集まり、種別を越えた切れ目のない支援の実現を共に考える場を提供し、今年(2023年)で6回目の開催となる。
渋谷福祉学会は本学の強みである工学や人間科学など様々な分野から渋谷の福祉の未来を考え、事業者、利用者、専門家、学生による情報交換、知識の提供、学び合いの場となっている。福祉ニーズも年々変化してきており、それにそった支援や、利用者が地域で自分らしく生活ができるよう切れ目のない支援を実現していくには、学び合いの場が必要でありその継続は大きな意義がある。以上のことから、渋谷区と協働し、渋谷福祉学会を継続することにより、①渋谷区の福祉が抱える課題を明らかにして未来都市の福祉の問題を解決すること、②本学として専門知識の提供やボランティア活動への学生派遣等により地域貢献することを目的する。

研究スタッフ

  • センター長・教授

    早坂 信哉

  • 教授

    井戸 ゆかり

  • 准教授

    園田 巌

  • 准教授

    横山 草介

  • 准教授

    松橋 圭子

  • 准教授

    宮川 哲弥

  • 研究員

    亀田 佐知子

渋谷福祉学会紹介

  • 第1回大会「渋谷のユニバーサル未来社会を考える」(2018.11.17)
  • 第2回大会「切れ目のない支援を目指して-人材をどう育成していくのか」(2019.11.16)
  • 第3回大会「切れ目のない支援を目指して-新しい日常における支援の在り方を考える」(2020.11.14)
  • 第4回大会「切れ目のない支援を目指して-住み慣れたまちで自分らしく生きる」(2021.11.13)
  • 第5回大会「切れ目のない支援を目指して-地域の人とつながる・つなげる」(2022.11.12)

基調講演、シンポジウム、事業報告(活動報告)・研究発表を組み合わせ、その年のテーマにより、プログラムを検討した。初回の参加者は本学渋谷サテライトクラスにて開催し、65名と小規模開催であったが、第2回大会では場所を渋谷区役所大集会室に移したことにより約120名、第3回及び第4回はオンライン参加者を含め約200名の参加申し込みがあった。徐々に、参加者が増え、渋谷区民や福祉事業者の方々のみならず本学の学生の福祉に関する学びの場ともなっている。

ポスター発表の様子

シンポジウムの様子

3年の活動計画

2023年からの3年間で、大学主体の開催形式からプラットフォームとして輪を広げ、渋谷区の福祉事業所の方々を中心とした活動が展開できるよう本学がさらに協働しサポートしていく。
第6回大会を2023年11月、第7回大会を2024年11月、第8回大会を2025年11月に開催予定である。
その3年間の大会を通し、下記のことを考えている。

  • ①まだ十分とは言えない福祉事業者同士の交流や相互理解を深める
  • ②他の事業所の活動を知り、自分たちの施設だけではなく他事業所と協働することで、ニーズにあった切れ目のない支援、地域で自分らしく生活できる支援を考え、実現していく
  • ③本学学生のボランティア活動への積極的な参加により、福祉により深い関心をもち、多くの経験を積む
  • ④本学教員の専門知識や技術の提供により、支援の活性化をはかると同時に、利用者のニーズを知り実践に活かせる研究につなげること

なお、本プロジェクトは人間科学部にとどまらず、全学横断的な取り組みとなるため、実施主体はこれまで通り総合研究所子ども家庭福祉研究センターとする。

連絡先

住所
〒158-8557東京都世田谷区玉堤1-28-1 6号館3階
総合研究所子ども家庭福祉研究センター 渋谷福祉学会事務局
TEL
03-5707-0104(代)

渋谷福祉学会ホームページURL:https://kodomokateifukushi.wixsite.com/shibuyawelfare

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