総合研究所について

総合研究所概要

総合研究所は、平成16年4月、本学の理念である『持続可能 な社会発展をもたらすための人材育成と学術研究』を実現すべく開設されました。総合研究所では、研究成果を社会へ還元することで国民生活の向上に寄与すること、また学生の高度な教育を主目的とし、学内の研究活動のサポートを行っています。 毎日の都市生活の基盤となる物流・人流を支えるインフラ環境の維持・整備、住宅地拡大に向けた臨海工業地帯の宅地転換と環境整備・液状化対策、再生可能エネルギの充実などの事項と、子育て・保育・健康維持・ヘルスケア・介護など都市生活を営む人間の一生に係わる事項が織りなす融合課題に対する技術革新を全学組織である総合研究所が中核となり進めています。

所長挨拶

平成16年4月に開設された総合研究所は、本学の建学理念『持続可能な社会発展をもたらすための人材育成と学術研究』の先駆けとなるよう、最先端の研究機器を用い、社会ニーズに即した研究テーマの推進と、大学院生・学部生の先端的な教育を推進しています。
2017年度には学際的研究組織として、『未来都市研究機構』を設置し、『都市研究の都市大』の実現のために総合的研究を展開しています。また、2019年4月にはイノベーション創出のための研究組織として『イノベーション研究機構』を設置し,理工学系の大型研究を推進しています。
現在では,10の「研究センター」が先端的な研究を推進することにより、社会実装を視野に入れたイノベーションの創出を目指します。

研究プロジェクトとしては、文部科学省の私立大学戦略的研究基盤形成支援事業、JST未来社会創造事業、科学研究費補助金などによるプロジェクト研究、総務省戦略的情報通信研究開発制度などの提案公募型研究、そして企業との共同研究等の枠組みで推進されており、最先端の研究開発とその成果発信を目指して進められています。

総合研究所のプロジェクトは、学内はもとより、企業や他大学、海外の研究機関との協同研究を積極的に推進し、広く情報発信するとともに、その研究成果を迅速に社会に還元しています。例えばナノエレクトロニクス研究センターにおいては、世界最高水準のSiベース発光デバイスを開発し、高い評価を得ています。今後はレーザー発振に向け一層の研究開発を進めているところです。各研究センターでは、定期的なセミナー開催による成果の発表や進捗状況の報告により研究成果の発信や交流を行い、さらなる発展をめざし研究に取り組んでいます。本研究所が、本学の研究拠点として今後とも発展を遂げるよう努力して参りたく、関係各位の一層のご支援をお願い致します。

東京都市大学 総合研究所
所長 野中謙一郎

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