電子物性計測技術研究センター
- KEYWORD
- 空間電荷計測
- PEA法
- 二次電子・光電子計測
- 電子物性評価
- ●放射線環境下における高分子材料の絶縁評価技術の開発
- ●異種材料界面における絶縁材料の電子構造計測・解析技術の開発
- ●電動航空機、電気自動車、月面ローバーに搭載されるパワーモジュールの評価技術の開発
- ●高分解能空間電荷計測装置の開発
- ●宇宙機搭載用帯電計測器の開発
研究スタッフ
研究の目的
自動車や航空機、宇宙機まで幅広い分野の基幹材料として使用されている誘電体の計測評価技術を深化させ、様々な環境で使用する現状に応じた評価技術絶を開発し、開発した評価技術を世界の幅広い使用ニーズに適応させることで、カーボンニュートラルやウェルビーイングに資するレジリエントな産業基盤技術を創成する。
- ● 新たなサブμレベルの電気物性計測手法の研究開発。
- ● 第一原理計算などの計算科学の知見を取り込み、各分子レベルのミクロな特性から、絶縁破壊電界や導電特性さらには電気物性と機械特性の相関などを、材料マクロの特性を評価・推定・予測する手法の確立。
- ● 計測および計算評価により、新機能性材料の各種電気物性の評価。
- ● 宇宙機の帯電計測装置の開発
以上により、既存の理論では説明できなかった事象を理解することができ、経験則に頼る点の多かった従来型材料開発手法から、その導電構造を制御した分子構造の材料設計手法へと革新的な変換がなせるものと期待できる。