研究室について

地盤環境工学研究センター

KEYWORD
  • 地盤調査技術
  • 液状化対策
  • 土構造物

地盤災害低減のための技術開発

地震や豪雨のような自然外力の脅威を軽減するために、特に液状化や斜面災害のような地盤環境に関わる諸問題に対して、特徴ある実験設備や解析を通して新しい解決法を探るとともに、得られた知見を社会に還元することを目的としています。空気抵抗を極力削減したカップ型遠心模型実験装置やモルタル注入しながら回転圧入することができる地盤改良装置、地中30m まで貫入可能なSDS 装置などを開発しています。時代の要請に応じて、中心となる課題は変遷していますが、他の大学や企業と連携して課題解決に注力しています。

研究スタッフ

  • センター長 教授

     

    末政 直晃

  • 准教授

     

    伊藤 和也

  • 技士

     

    田中 剛

  • 研究助手

    上村 健太郎

  • 学外協力

    永尾 浩一

  • 学外協力

    佐々木 隆光

研究テーマ

マイクロバブルと微粒子の注入による液状化対策工法の開発

液状化対策には、大規模な重要構造物用は多く存在しますが、小型・低価格な住宅用はほとんどありません。そこで、空気と水からなるマイクロバブル水注入工法を開発しましたが、“バブルは崩壊する”という苦い経験のイメージからか、実用化には至りませんでした。そこで新しく微粒子注入工法を開発しています.

SDS を用いた新しい地盤調査技術の確立

宅地の地盤調査法として簡便・コンパクト、安価等の理由から SWS 試験が多用されていますが、土質判別が曖昧、硬い地盤では信頼性が落ちる、摩擦の影響が大きいなどの課題があります。そこで、SWS の利点を活かしつつ、精度の高い地盤情報の取得方法として、SDS 試験法の確立を目指しています。

地盤や土構造物の補強方法に関する研究

地震やゲリラ豪雨による土砂災害を防止する工法や、軟弱地盤を補強し不同沈下を防止する工法、また不同沈下した構造物を修正する工法など、安心で安全な生活の基盤作りに関する研究を行っています。

特色ある研究、研究設備

小型遠心模型実験装置

ミニチュアのモデルを高速回転させながら実験をすることで、実物大の実験とみなすことが出来る特殊な実験装置。まだまだ稀少な装置ですが、すでに20 年以上の研究実績があります。

回転圧入模型地盤改良機

地盤とセメントを混ぜながら、特殊なスクリューで掘り進み、杭状の改良体を作成する装置。スクリュー形状やセメントの配合割合、地盤性状や温度の影響に関する研究を行っています。

地盤の透明化に関する研究

粉砕した砂粒大の溶融石英に、同じ屈折率の液体(流動パラフィン、砂糖水,ヨウ化ナトリウムなど)を混入すると、透明地盤が出来上がります。右の写真は、スクリューオーガーの貫入機構を調べるために、透明地盤を適用したケースで、地盤の 3 次元的な挙動を解明する方法の一つとして、様々な研究への応用が期待されています。

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