研究について

高熱伝導耐熱コンポジット研究開発ユニット

KEYWORD
  • 複合材料
  • 耐熱合金
  • 非酸化物セラミックス
  • ガスタービン
  • サーマルマネジメント
  • 焼結プロセス

高熱伝導性かつ軽量な耐熱合金/窒化物コンポジットの開発

高熱伝導性かつ低比重、さらに高度な耐熱性や耐食性を有する窒化物セラミックス粒子を耐熱合金と複合化させることで、耐熱合金の持つ優れた特性を生かしながら、高熱伝導性と軽量性を兼ね備えたコンポジット材料を開発しています。混合や成形、焼結プロセスを検討して、緻密かつ高い熱伝導性を持つ耐熱合金/窒化物コンポジットの作製と特性評価を進めるとともに、添加する窒化物粒子サイズの検討や、ウィスカーや板状粒子を積極的に活用したコンポジット中での粒子配向制御を行い、異方性も含めた熱伝導性や機械的特性などの制御向上を図り、ジェットエンジン・ガスタービン、熱交換器などのシステムの効率的なサーマルマネジメントを実現し、その高度化に貢献します。

研究スタッフ

  • ユニット長・准教授

    小林 亮太

    セラミックス、複合材料

  • 准教授

    丸山 恵史

    物理工学、材料工学

  • 准教授

    桃沢 愛

    セラミックス、航空宇宙材料、バイオマテリアル

研究紹介

研究の目的

耐熱合金/窒化物コンポジットの開発

特徴

  • NiやFeをベースとした耐熱合金とAlNなどの窒化物の混合物を緻密に焼結する技術
  • AlNなどの窒化物粒子やウィスカーのサイズ・形態を制御して合成する技術

コンポジットの組織制御プロセスの開発

特徴

  • 添加する窒化物の粒子サイズ・形状検討やマトリックス/粒子界面を制御する技術
  • コンポジット中での窒化物ウィスカーの配向制御による特性の異方性制御技術

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